はい。
彼の少女への道。
この話。
何ともいえないぞわぞわな空気感ですよね。
この時、坂上くんはまだ何も知らないのだから。
そう。
当時残った学生たちのたわいもない悪口の話。
それをトモピーが話す六話目。
ここが重要。
話の中。
ぎすぎす蒸し暑い空気。
暗闇の扉のむこう。
音がする。
何もないっていうと。
現実の、扉のむこうから音がする。
その音を追いかけて。
たどり着くと……
いた。
仮面をつけた少女。
やっぱり君に殺される。
だから、
学生カバンがあったと選択。
悪口の相手のカバン。
切り取られた人形の死体。
それをひろって彼の場所へ。
ああいた。
でも。
居残った六人は、
どうなったかわからない。
見過ごした先生たちも、激しい警察の問いただしで自殺。
六人も行方不明。
さあて。
話を聞き終えた。
花子さんを呼び出そう。
トモピーと二人きり。
まこちんたちは、先に行ってしまったらしい。
友達だよね？
怖いよ。
引き返そう？
トモピーの肉の震え。
選択肢、戻ろうか。
すると。
まさかのトモピー皮剥ぎバッド。
君はもう怪異だった。
くぅ～～～……描写がえげつねえっ……
ここまで来て、戻れるわけねえだろうがっ。
…………………………
進む。
怖いのに
いたって冷静な坂上くん。
なにかに呼ばれているから。
なにかに誘われているから。
トモピーと手をつなぎながら。
三回女子トイレに誘われる。
導かれて。
コン、コン、コン。
ドアを叩いても、叩かなくても。
この悪夢は逃がしてはくれない。
すると、
コン、コン、コン。
もう嫌だあっ！！
逃げ出そうとするトモピー。
すると巨体が宙に浮かび。
天井に貼り付けられる。
ああ、なていう幻想世界。
助けてっ！！
泣き叫ぶトモピー。
助ける？
助けない？
そして、
ついに。
仮面の少女、現る。
助けない。
すると、天井に貼り付け。
どっちがいい？
トモピーにすると。
トモピーが伴侶（マジ？）。
僕が供物。
助けようとすると仮面の少女は問いかける。
トモピーを犠牲にする？
家族を見捨てる？
どっちをえらんでも。
結局トモピーは、僕を殺す。
僕を見捨てる。
彼はそういう奴。
さあ
さあさあさあさあ。
準備は整った。
行きましょう。
仮面の少女の世界へ。
はいっ。
なんてーのかな。
ここまでの描写が、
えろいんだ。
すっごく。
うん。
文句付け所なく。
いや。
もうなんも文句なんてもんはありませんが。
もう、
坂上君と一緒に目を見張るしかない。
で。
仮面の少女が直接問いかける。
真っ暗闇の中。
坂上君と二人っきりで。
そう。
坂上君に。
まず、
その質問に答えないと。
かなり失望されて天井にドン。
死にます。
彼女の笑顔は天使のようだった…………
はい。
だろうね。
で。
絶望と混沌の中の少女。
問答。
攻略本見て思ったけど。
これは彼女に気に入られる答えだと
ポイントが高いのかしら？
でさ。
噓つかれてもわかるとかさ。
こっちに侵食してくる感じ。
明美ちゃんに似てるよね。
少女の形をしたなにか。
なんなんのか。
わからない。
でもそれが色っぽくて、
僕を引き付ける。
あとさ。
この質問。
トモピーはもちろん六話目だからかもだし。
それにしても、まこちんの質問が多いのよ。
みんなと比べて。
それってまこちんが明確にいじめっ子になったからかしら？
なんて思ったり。
トモピーはいじめられっ子設定だし。
大型アップデートでその辺あきらかになるのかしら？
たのしみ。
そう。
これは。
彼女がいじめられた話。
いじめの話なのだ。
そして、つづく運命の話。
親子の話なのである。
だからさ。
仮面の少女が、あなたは私だから、っていうあれ。
それが、坂上君のお母さんが彼女の妹なんだって聞いて。
鳥肌スタンディングオベーション。
気持ち悪いぐらい肌が粟立った。
明確な理由がついてしまったのだ。
坂上くんはこの運命の一部なのだと。
あ～～～～～～～～～～～～～～っっ！！！！
納得。
だからさ。
エモい朝日が迎える旧校舎の。
その後。
日野先輩の訪問。
日野先輩の父親の話。
もう。
エモすぎて吐きそう（ごめん）。
彼女は復讐を果たした。
しかし。
六人の語り部たちはまた、情念を燃やすのだ。
関係のない自分たちを殺した者たちに復讐を誓って。
繰り返す。
親子の物語。
感無量。
今後が楽しみすぎる。
以上！！
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