キックボクシングをはじめて1ヶ月たった。あっという間だった。
最初のほうこそ、身体がひしひし筋肉痛でどうなるかと思ったが、なんのことない。
やり続ければ慣れてどうにかなるものである。
たった1週間に1回だが、終えるとすごい充実感が待っている。
まず感じたのは、人を殴る(?)時は普段日常生活で使わない筋肉を使う。
これは体の筋肉痛で痛いほど思い知った。
あぁこれだからスタイルキープに役立つのねと。
ダイエット効果ってやつである。
絵を描く人間は、ほぼ全員といっていいほど、ナルシストである(いや、ナルシストでなければ絵なんて描き続けられないと思う)。
だから自分としては体が綺麗にたもてるのは素晴らしい副産物。
そして、このスポーツを、してみて身体を使うことがいかなるものかを考えさせられた。
まず、すごーく礼儀正しい。
しかし、ただ礼を重んじるのではなくそれがキックボクシングをすることに必要不可欠だからだ。
いや、きっとどのスポーツにも共通することだが、相手なり自分なりに対峙する時本気で集中しないと怪我する。
それだけのエネルギーが必要で、相手に対しても生半可だと失礼だ。
そして、相手の全体の動きを見ないと対応できない。
相手の様子を、見て動く。
自分は動きを覚えることでまだ精一杯だが、上手い人同士がやると挙動の読み取りあいはまるで踊ってるようだと思った。
言葉のない身体コミュニケーション……色っぽいよね、なんか。
ステップは軽やか。
技が決まった時の美しさ。
これぞ身体芸術。
話が少し跳ぶが、この前、ブログに描いた学怖の新堂さんが、ボクシングやってることに改めてなるほどなぁって思った。
彼の性格というか性質がボクシングにすごくあってるのだ。
少し離れたとこらから様子見つつ素早く撃ち込む時はすぐ行動するとか。
相手と、一挙手一投足、本気で語り合う。
だからこう存在が色っぽいのかと(これは違うか?まぁ勝手な解釈ということで)。
まだまだ全然の技術だが、すごく充実感がある。
面白い。深読みの面白さだ。
こんなに身体表現で感動できるものなのかと。
もっと上手くなって舞踏したいなぁ。
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